この写真は、小さな生徒さんの間で大人気の教具の一つです。
当教室では導入に『ピアノアドヴェンチャー』シリーズを主に使用しています。
こちらのメソッドでは、いきなり大譜表を読むことはしません。まずは指番号、基本となる音符の種類やリズム、音の順番、そして簡単なテクニックの導入から始まります。それらが身についてから五線の音を読む練習に入ります。
楽譜を読むことは想像以上に大変です。同時に多くの情報を理解して、脳から体、腕、そして指へと指令を送らなくてはいけません。
まずはその負担を少なくして、一つずつ理解することから始めます。でも、いよいよ2冊目のテキストに入ると五線が出てきます。
レッスンでは、この五線の導入前に「五線のホワイトボード」と「マグネット」を使って、五線上には「線の音」と「間の音」があって順番に上がったり、下がったりしていくことを覚えます。

音は五線の上で「線ー間ー線ー間」って移動するのは覚えたかな?

うん、知っているよ。順番に並べられるよ!やってあげようか?
それがわかるといよいよ「手作りサイコロ」の出番です!

じゃあ、今日は新しいゲームをするよ。このサイコロを使って勝負しよう!出た目の数だけ「線ー間ー線ー間」って移動するよ。

面白そう!やろう!!どこからスタートするの?

ヘ音記号の第一線にマグネットを置いてみて。サイコロの数だけ上に上がっていくよ。先にト音記号の第5線に着いた人が勝ち!

やろう!絶対負けないよ。
初めはサイコロを投げることに集中していますが、2、3回やる頃には「線ー間ー線ー間」と言いながら自分できちんとマグネットを動かせるようになります。それを覚えればもうこのゲームは終わりなのですが…。
<次のレッスン>

先生、またサイコロのゲームしよう!

ルールは覚えているかな?じゃあ、今日のレッスンをしっかり頑張れたら最後にまた勝負しよう!
実はこの「サイコロ」は私がまだ指導を始めたばかりのころ、もう20年以上も前にフェルトで作ったものです。紙で作った方が楽ではありますが、フェルトの方が小さな子が遊んでも怪我をしないし、なりより温かな雰囲気があるかなと思って不器用ながら頑張りました。それを今もこうして使ってくれていることがとても嬉しいです。

先生、数字がはがれそうだよ。

本当だ。次までに直しておくね。
色々な方法で楽しく音楽のルールを勉強できたらいいなと、今日も

何か新しいゲームはできないかな?
と考えています。

